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地域の話題

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避難所の生活環境整備を 政府が通知、でも北海道には間に合わなかった

2018-09-16
カテゴリ:北見市
 北海道の地震をはじめ、今年も全国で大きな災害が続発しています。
 そうした中で政府は七月七日に「避難所の生活環境の整備等について」という通知を出し、避難所生活を送るうえで、衛生、健康、食事などについて改善していくよう、都道府県や市町村のとりくみ、国の支援などについて明らかにしています。
 今回の通知は全国へ向けてされたものですが、実際には、京都をはじめ、中国、四国地方など西日本豪雨災害の被災地へ発信されていました。
 北海道では、今回の地震・停電被害の際には間に合いませんでしたが、今後の教訓にしていきたいものです。
 
通知で示されている改善事項(主なもの) 
 < 衛生・健康>
★衛生的な環境の維持、避難者の健康管理ための十分な体制の確保
★プライバシーの確保
★暑さ対策
★入浴と洗濯の機会の確保
  その他必要な設備備品についても、リース、買い上げが可能としています。
 <食事>
★炊き出しのための食材、調味料、調理器具の購入、炊事場の確保など、国の負担でできる。
★管理栄養士など炊き出しのスタッフの雇い上げにも国の財政支援あり
<高齢者・障がい者>
★福祉避難所は。避難所のなかに福祉避難スペースを設けるなどの対応
★避難所の災害救救助費の基準額(1人1日あたり320円)に介護職員の配置、ポータブルトイレなどの借り上げ費用、紙おむつやストーマ(人工肛門・ぼうこう)の消耗機材などの実費を加算できる。
北見民報 9月16日 No.1239
日本共産党北見地区委員会
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