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　厚生労働大臣の諮問機関である中央最低賃金審議会は七月二十五日、二〇一八年度の最低賃金の「目安」を示しました。
　この「目安」によると全国平均で二十六円引き上げて時給 八七四円にするとしています。
　最低賃金は都道府県ごとに決められますが、中央の最賃審議会では各都道府県をいくつかのグループに分けて、それぞれについて「目安」を示しています。
　それによると北海道などのＣランクは現在の八一〇円から二十五円引き上げて八三五円にすることが「目安」とされています。
　当面必要とされている最低賃金一五〇〇円、また、政府が「めざす」としている一〇〇〇円にも遠く及ばないものとなっています。

　今後この「目安」をもとに、北海道地方最低賃金審議会での審議を経て、北海道の新しい最低賃金が決まります。

北見民報　８月５日　No.1234