市民運動
原水爆禁止2018年世界大会報告会開かれる
2018-09-02
カテゴリ:網走市
核兵器はなくすことはできると強く感じた!
原水爆禁止世界大会報告会が8月29日(水)エコーセンターで開催されました。大会に参加した村椿敏章さんは今回が2回目となります。「30年前に参加したときとは違い、昨年国連で核兵器禁止条約が採択されるもとで、世界はどうなっているのか知りたかった」と大会参加のきっかけを話しました。
世界大会には、北海道から北見網走の3名を含め142名が参加し、30代以下が84名にもなりました。海外から21ヶ国91名が参加しています。
村椿さんは、自身が参加したフォーラム(分科会)でオーストリアやアイルランドの政府代表(それまで「核不拡散条約」を担当)が昨年国連で採択された核兵器禁止条約は『必ず批准される、なぜならこれまでの他の条約より批准される各国のスピードが速い』と述べているのを聞いて、「核兵器はなくすことができるんだ」と強く感じることができたとスライドを使いながら報告をしていました。また「この古い電車は、8月6日の原爆で被爆し、市民の手で3日後に動かした電車で、今も市内を走っている」の報告に参加者からおどろきの声が聞かれました。
村椿さんは「被爆者と市民が一緒になり、「ヒバクシャ署名を広げ、核兵器禁止条約に賛成する政府をつくるためにこれからも頑張っていきたい」と話していました。
民報あばしり 9月2日 No.1183