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地方議員の活動

新 国保病院改革プランを考える①

2018-04-08
カテゴリ:斜里町
国の診療報酬の引き下げなど「医療改革」に翻弄されてきた病院経営
(国保病院が平成30年2月に示した新斜里町国保病院改革プランより)
 
病院の概要
斜里町国保病院の沿革
昭和36年10月 診療開始一般病床62床
昭和39年12月 増築11床(一般病床 73床)
昭和41年12月 隔離病舎併設(10床)
昭和43年11月 結核病棟竣工(16床)
昭和59年12月(一般 病床111床)
昭和61年1月  救急病院に指定
昭和62年5月  全面改築工事
平成12年3月  一般病床87床、療養 病床24床に変更
同年4月     療養病床の内12 床を介護療養型に変更
平成13年9月  一般病床60床、療養 病床51床に変更
平成24年10月 介護型療養病床12 床を医療療養病床に変更
基本理念
 住民に信頼される安心と思いやりのある病院をめざし、地域医療の中核を担う病院を目指す。
基本方針
 1、患者さん中心の医療の実践 2、地域に根ざした医療の実践 3、良質で安全な医療の提供 4、病院情報の提供 5、公立病院としての健全経営の確保
診療科目
内科・外科・産婦人科・小児科
病床
111床 【一般病床60床(急性期) 療養病床51床(慢性期)】 
中期経営計画(平成24年3月策定)の検証
⑴基本的な考え方
 「常勤医師4名体制」は、平成26年より維持できず、「直営の堅持」は出来ている。
⑵施設整備
 6事業の内バイオ燃料ボイラー導入など5事業は実施、エレベター改修は未実施
⑶病棟再編計画
 「介護病床廃止」は平成24年廃止済み、「看護基準」の変更は、看護師の確保が出来ず未実施。
⑷人員配置計画
 平成25年度以降「計画人数」を「実績人数」が上回った。看護部では看護基準の変更は未実施だが、計画人数は4名上回った、一方薬剤師は計画人数を下回っていて対策が急務となっている。
⑸収支計画
 平成26年度は、医業収益は、計画を2953万円上回り、費用もへいせい25年度以降継続して上回っている。純損益は、「一般会計繰入」増により計画数値を下回っている。
新公立病院改革ガイドライン(平成27年3月)
 都道府県が策定する地域医療構想を踏まえ、平成32年度までを期間とする新斜里町国保病院改革プランが今年2月示されました。
 次号で新病院改革プランの概要をお知らせします。
 
赤旗にちよう通信第2082号
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