地方議員の活動
12月定例会議一般質問は5議員が11項目を
2019-12-22
カテゴリ:斜里町
宮内議員は「子供の医療費無料化中学校卒業まで拡大」など5項目をただす
令和元年度斜里町議会定例会12月定例会議が12月18日、議長により招集され議案審議が続いています。
18日は、久野聖一、宮内知英、櫻井あけみ、若木雅美、小暮千秋の5議員が11項目について一般質問しました。
今定例会儀では、1,公営住宅長寿命化計画、2,総合計画実施計画、3,行政改革実施計画の進行管理、4,観光振興財源確保、5,子育て支援計画、6水道料金改定の6項目についての議員協議が予定されていますが、18日は公営住宅町長寿化計画(素案)についての協議がありました。
木村耕一郎議員が勤続表彰
全国の町村議員の研修や、議員の議会活動を通して地方自治の発展をめざして活動する全国町村議長会が、結成70周年記念事業のひとつとして、斜里町議会議員の木村耕一郎議員が勤続表彰を受けました。木村議員は現在10期目、議長、総務常任委員長などを歴任し、現在は議会選出の監査委員を務めています。
12月定例会議に先立ち、表彰状が授与されました。
今週号では、宮内議員の一般質問のうち3項目をお知らせします。
宮内議員
子供の医療費中学校まで無料化は当たり前
①子育て支援などの観点から全道では子供の医療費無料化拡大が進められていますが、町長の認識は
②通院まで含めた医療費の無料化は、いわば当たり前です。無料化を中学校まで拡大した場合新たに必要な予算はどの程度が見込まれるか伺う。斜里町でも中学校卒業まで通院を含め子供の医療費無料化拡大を実施すべきである(再質問)
子供医療費の無料化拡大については、何度か取り上げているが町長から積極的な対応は示されていない。通院の無料化がコンビニ受診につながるとの答弁もあったが、例えば、歯科を見ると、子供の貧困が口腔崩壊につながっているとの調査報告があるが、口腔崩壊は健全な成長に大きな悪影響を与え、高齢期の健康維持にも悪影響が考えられています。
また、通院治療が必要な子供がいる保護者にとって医療費負担が重いとの声も寄せられているところである。
ジャガイモシロシストセンチュウへの対応について
蔓延防止と農業を守るためにも情報開示は必要
①国内におけるジャガイモシロシストセンチュウの発生状況について伺う。
②トンコレラが関東まで感染が蔓延しているが国が適切な対応をしたかが指摘されているが所見を伺う
③重要病害虫であるジャガイモシロシストセンチュウは、発生が確認された以上、その蔓延防止が求められるが、網走市で平成27年に確認されたシロシストセンチュウと斜里町で発生が確認された線虫との関連について伺う。
情報開示について
情報開示は民主主義の基本である
斜里町自治基本条例は、街づくりの基本として住民参加、協働、情報の共有をうたっており、町内で発生したマスの大量死やジャガイモシロシスト線虫の発生については、その事実と原因調査の取り組みや蔓延防止対策について町民に情報提供すべきと考えるが、この2件についてなぜ町政報告しないのか、この2件について情報開示しないのは、自治基本条例の理念に反するのではないか伺う。
自治基本条例の理念に立ち返るべき