地方議員の活動
子ども医療費無料化 入院、通院とも中学校卒業まで拡大を
2018-10-21
カテゴリ:北見市
「せめて子どもにはお金の心配をすることなく必要な医療を受けさせたい」――子育て世代の大きな要求です。
現在は都道府県の制度として、子ども医療費助成制度があり、それに各市町村が上乗せする形で実施されています。
現在の北海道の制度は、入院は小学校卒業まで、通院は小学校就学前までが対象であり、3歳未満児及び市町村民税非課税世帯は無料(初診時一部負担はある)、市町村民税課税世帯の3歳以上児は1割負担となっています。
現在は都道府県の制度として、子ども医療費助成制度があり、それに各市町村が上乗せする形で実施されています。
現在の北海道の制度は、入院は小学校卒業まで、通院は小学校就学前までが対象であり、3歳未満児及び市町村民税非課税世帯は無料(初診時一部負担はある)、市町村民税課税世帯の3歳以上児は1割負担となっています。
全国で86%超が…
市町村が上乗せの措置をとった結果、現在では全国の自治体の86%超が入院、通院とも中学校卒業まで無料となっています。
高校卒業まで無料の自治体も27%に上っています。
高校卒業まで無料の自治体も27%に上っています。
北見市では…
こうした中で北見市は、入院については中学校卒業までの無料化を実現しているものの、通院に関しては、道の制度と同じ就学前までとなっています。
日本共産党市議団は、「通院に関しても中学校卒業まで無料に」と毎回の議会で求めてきました。
しかし市は「子育ての重要な施策」としながら、財政事情などを理由に「慎重な判断が必要」と答えるにとどまっています。
市民の声で年齢拡大を
日本共産党市議団は、「通院に関しても中学校卒業まで無料に」と毎回の議会で求めてきました。
しかし市は「子育ての重要な施策」としながら、財政事情などを理由に「慎重な判断が必要」と答えるにとどまっています。
市民の声で年齢拡大を
子ども医療費の助成は、子どもの命と健康を守り、子育てを応援する大事な制度です。
昨年行った共産党市議団の「市民アンケート」でも子育てで必要な施策として多くの方が「子ども医療費」と回答しています。
議会では、新日本婦人の会が提出した「中学校卒業までの年齢拡大を求める」陳情の審議が始まろうとしています。
昨年行った共産党市議団の「市民アンケート」でも子育てで必要な施策として多くの方が「子ども医療費」と回答しています。
議会では、新日本婦人の会が提出した「中学校卒業までの年齢拡大を求める」陳情の審議が始まろうとしています。
自治体名 | 入院 | 通院 | 自治体名 | 入院 | 通院 |
北見市 | ◎ | 就学前 | 佐呂間町 | 高校まで | 高校まで |
網走市 | ◎ | ◎ | 遠軽町 | ◎ | 就学前 |
紋別市 | ◎ | ◎ | 湧別町 | 高校まで | 高校まで |
津別町 | ◎ | ◎ | 滝上町 | 高校まで | 高校まで |
斜里町 | ◎ | 小学卒まで | 興部町 | 高校まで | 高校まで |
清里町 | 高校まで | 高校まで | 西興部村 | 高校まで | 高校まで |
小清水町 | ◎ | ◎ | 雄武町 | 高校まで | 高校まで |
訓子府町 | ◎ | ◎ | 大空町 | ◎ | ◎ |
置戸町 | ◎ | 就学前 |
中学校まで無料化 | 高校まで無料化 | |||
実施自治体 | 率 | 実施自治体 | 率 | |
全国 | 1500 | 86%超 | 474 | 27%超 |
全道 | 137 | 77.0% | 65 | 36.5% |
~昨年の市議団のアンケートから~
<若い世代への政策で望むこと>
①若者が地元で働ける場 48.7%
②15歳以下の医療費無料化 31.3%
③高校授業料無料化 28.2%
%は回答者数に対する割合
北見民報 10月21日 No.1244