北見市委員会
北見民報
北見民報NO1565
第2回定例会
市の施設を管理する民間会社『情報を得るため』と、市幹部職員を『接待』・・市長『報道で知った』(行政報告)
市長『行政報告』
議員三人緊急質問
第二回定例市議会が開会され、議案提案説明の冒頭、辻市長は、道新で報道された、市の施設など管理する民間会社の社長が、この三年間に、市職員幹部を繰り返し『接待』していた問題で行政報告を行った。
これに対して議員三人が緊急質問に立った。
菊池豪一議員は、民間の北見都市施設管理公社が、「会社運営に情報を得る必要があった」として、市職員幹部を手玉に取るように、『接待』を行っていた。
約3年の間に27回、80万円の接待があったとされ、市長は、『報道があって、初めて知った』とし、市長自身は「接待を受けたことは一切なかった」と答弁しました。接待を受けた市職員幹部は『飲食の費用を支払っていない』中で『接待』だと気がつかないコンプライアンス(法令遵守や公平な対応)の意識のなさは、言い訳のしようもありません。
「公社社長に抗議を、接待費用は、市民の税金、返還を求めよ」
副市長辞職の意思なし
菊池議員は、副市長にも「コンプライアンス推進の責任者でありながらの、不祥事に巻き込まれたことに「どう自らの身の処し方をかんがえるか」と質問。武田副市長は「職責を全うすることで、責任を果たしたい」と答弁。
さらに菊池議員は、「民間会社である公社社長が、公務員である市職員を『接待』すること自体、法令違反であり、市長は抗議をしたか」と迫り、「接待費用は、市が支払った税金でもあり返還を求めよ」と強く求めました。
市長は、「弁護士や公認会計士などの意見を聞き対応したい」と述べました。
民商総会開かれる
安心して商売ができるように
北見民主商工会第59回定期総会が6月17日、NICC芸術文化ホールで開催され、新年度の運動方針役員体制を採択しました。
冒頭、佐々木会長は北見市の財政問題や強権的な滞納処分にふれ、「物価高やインボイス強要など中小企業の困窮は留まるところを知らない。参院選で与党を少数に追い込みましょう」とあいさつ。
来賓で参加した菅原北見地区委員長は「野党が消費税減税で一致しているかつてない状況。参院選で減税と暮らしの立て直しを実現するためともに頑張りましょう」と呼びかけました。このほか川原田英世衆議院議員が激励に駆け付けました。
日本共産党市議団
『市長行政報告』と『緊急質問』求める
6月10日の道新朝刊は、市の施設などの指定管理や委託事業を行っている民間会社、『北見都市施設管理公社』(小林啓里社長・市役所OB)が、副市長や市役所幹部職員に対して、3年余りで27回・総額80万円の接待を繰り返していたことを報じました。
党北見市議団(菊池豪一団長)は、10日午前、12日開会の第2回定例市議会の冒頭で、市長の行政報告を実施することの要請を、飯田修司議長に行いました。
行政報告の実施が議運で報告されるとすぐに『緊急質問』の実施を要請。他議員2人と『緊急質問』を通告しました。
菊池ごういちのこれいただきです!
いいね、この解説
困ったときのスポーツ頼みは、ファイターズ逆転サヨナラ!
夜遅くのラジオ番組で『今日の立役者は中島選手だよ』との、岩ちゃん解説がありました。
岩ちゃんは・・『普段はもう出番はないのかな』と思われながらも、自分の定位置ではない、センターを守るなど・・どんな思いだろうかね。
しかし、それを全く顔に出さず、黙々とやっている中島選手に、15日1対7の完全劣勢の中で、出番がやって来た。
全盛期、20球ものファールを打って、フォアボールを取った中島選手。2点差まで追い上げた9回裏、ワンナウトランナーなし、粘ってファール6本?見事にフォアボールを獲得して役割を果たしたが、喜ぶこともなくバットとプロテクターを置いて、1塁へ。清宮ライト前につなぎ、代走矢沢、レイエスが中堅前に落として2点差を追いつきついに同点!満足、満足。
わたしのイチ推し
第一五一回 山親父さん
ZINE
ここ近年、紙による出版物が減っている中、小説や俳句、エッセイ、ZINE(ジン)等、個人が小規模で自主的に出版する冊子や印刷物があります。これを文芸(文学)フリマという催しで展示販売するという新しい動きが人気だそうです。昔でいう同人誌等を皆で持ち寄って、売り買いするようなものだと思います。
こんな動きがきっかけとなり、大手書店もZINEのコーナーを設けて販売しています。自分の作りたい本を自由に作って売るというのは、実に面白く楽しいことだと思います。そんな催しが北見で開催されるそうです。
岩淵 友 国会かけある記
参議院議員
岩渕 友
紙智子議員が最後の討論
勇退する紙智子さんの最後の本会議討論がありました。3年前も勇退を控えた市田忠義さんが討論を行っています。今回も議員団たっての希望で紙さんに討論をお願いすることになりました。
東京電力福島第一原発事故のこと、お父さんの戦争体験、そして議員生活をかけて取り組んできた農林水産業についてなど、紙さんが多くの方とともに歩んできた24年間の思いがぎゅっと詰まった討論に、私も胸が熱くなりました。討論を終えると与党も野党も関係なく、本会議場全体から大きな拍手が起きました。
本会議後に参議院全体で行われた任期満了議員の送別会では、紙さんに次々声がかかりました。
「お父さんの戦争体験の話があったけれど、私たちの世代はみんなそうだよね」と声をかけてきた自民党議員、「討論を聞いていて涙が出そうになりました。一緒に活動ができてよかった」という野党議員、「紙さんは国会の宝だ」とまで話す与党議員もいました。紙さんの人柄と、他党も認める論戦が信頼を築いてきました。
北見民報NO1564
市公共施設の管理会社社長、情報求め市幹部職員接待の不適切 『道新』報道
6月10日『道新』朝刊は、『北見市の複数の公共施設を指定管理する民間会社(北見都市施設管理公社)』の小林敬里社長(元市職員)から、受託している事業に関係する北見市幹部職員多数が、接待を受けていた不適切行為を報じました。
武田氏は副市長、そして「コンプ委・委員長」
北見市は「国家公務員倫理規定」を指針として、条例ではありませんが、「市コンプライアンス推進し指針」を定め、その推進委員会を設置し、その委員長が武田副市長です。
職員研修なども開き、「コンプライアンス指針」を学んできたはずでしたが、貫かれませんでした。
『かつては仲間であっても、市の利害関係者からの接待は絶対あってはならない』こんな当たり前のことを、お祝いと言われたとしても、相手は利害関係者なのだとの意識は、持ち続けなければならなかったのです。
北見市にとって、職員にとって大変深刻な事態です。
第2回定例市議会、12日開会
代表質問4会派、一般質問10議員(18日~)
○共産党市議団
代表質問 菊池議員、一般質問 桜井議員
提案された主な議案
- 北見市長寿祝金、祝品を廃止する条例(案)
・これまで長らく敬老事業として実施してきた長寿祝金(77才、88才、99才)廃止や祝品を100才時祝品のみとする条例改正。
社会福祉審議会の提案さえ実施されていない。
- 補正予算
・農業振興事業費 畑作物生産強化(9400万円)など
・体育施設運営管理費 若松スキー場管理費(945万円)他
- 道路管理瑕疵18件、物損1件で損害賠償
・春先の車道穴によるタイヤ等の破損
北見市の財政健全化でシンポ?
オホーツク自治研が主催に80名
世論をリードの道新報道
道新の水野薫記者は「北見市の財政健全化計画は、削りやすい所から削る、政策的優先順位がない、縦割りの弊害が出ている」と。
道新へも意見が多数寄せられ「議員が多い」「職員が多い」「能力がない」という声が職員を追い詰めていく。
水野氏は、市役所の中の風通しの悪さ、パワハラ問題をうやもやにした体質についても指摘します。
財政は国・道にも責任
訓子府町元町長の菊池一春氏は、「夕張の財政破綻は、国がエネルギー政策を石油に変換。観光を軸にしたが観光資源を十分見いだせず失敗。これは、夕張だけが原因を作ったのか?
北見市を3町を合併に追い込んだ国や道の責任はないのか?」道内一の広大な面積にして、自治体財政を窮地に追い込んだ国や道の責任は?北見市の財政健全化計画は内部だけの計画で市民の姿がない。住民自治が問われている。住民の声で、動かない議会を動かすことだ。市民が黙っているから、市長の提案に議会も黙っている。打開策は市民参加で市民の知恵を借りれば真剣な議論が起きる。
市民主導でアンケートを実施しその結論で健全化計画を作ることを進めていくことではないか。
市民と納得できる検討を
元釧路市長の蝦名氏は、財政の見え方の問題から入りました。
財政は実態を伝えることが大切。釧路市も集中改革プランを五カ年行ったが改善できなかった、と言います。
これは、市民の声を聞かずにやってしまったことが原因。「何を残して何を削るか」市民が納得するまで形を作ることが肝心。これが市民に解ってもらえたとき、「どうするか?」の市民検討がはじまると蝦名氏は力説しました。
北見史の現在と未来を心配して、それぞれの立場から警鐘乱打をしてくれたパネラー三氏に、参加者は満足の大きな拍手。
北見市民は、この大きな課題から逃げることができないので、学んだ力をつけていきます。
シンポジウム終了後は、オホーツク自治会の総会も開催され、1年間の大きな成果が報告されました。
桜井ゆみこのティータイム
歓待したいけど・・
ある日の夕暮れ、事務所で印刷機を動かしていると、目の隅に動くものが・・?
玄関から入ってきたらしく、痩せたキタキツネが「入ってもいい?」と言うように私を見ています。「いいよ」と、言いたいけれど、野生動物をペットのように扱ってはいけない。
ゆくゆくは、人間に迷惑がられる存在になる。
それは、この子のためにならないので心を鬼にして「駄目だよ」と言いました。
すっと、あっけないほどにすっと帰って行きました。
何となく可哀想で見送っていたら、とことこと、あてもないのに、走って行きました。
なんと、その二日後、事務所の裏口から、今度はカラスが訪問したようです。
その結果、プラごみの袋をつつき回して散らかして帰ったそうで・・
事務所は調理をしないのでカラスも残念な気持ちだったでしょう。その次の日はスズメバチが!これ怖い!
私のイチ推し
第一五〇回 怪獣ママゴン
私と音楽②
娘が中学生の時「歌い手」なるものを知り、その後「Vチューバー」「にじさんじ」次から次へと新しいものを紹介され、なんじゃそれ??ちんぷんかんぷんだった。簡単に言うと、TVで歌う人じゃなくYouTubeで歌う人だったわ。なんじゃそれ??だったはずが、聞いてみると兎に角、上手い人、声の良い人の宝庫。音楽番組で歌うしかなかったのに、今はYouTubeという世界で思うように自分の世界を表現している。才能って素晴らしい。こうあるべきという概念に囚われず、実に良い。世も進化したものだ。生きづらさが目立つようになった時代に、人と違っていても良いんだと教えてくれるようだ。おっと、話がそれだしたぞ。音楽の話だった。それで、私のイチオシは「超学生」「あらなるめい」「nqrse」他。聴いてみる価値ありですよ~。興味の沸いた方は、是非是非。
ただちに消費税5%へ!
財源はありますよ!
7日日本共産党北見市後援会がどんよりした天気の中、元気に「消費税5%へ!」と、マイクで訴えました。残念なのは、あまり通行する人がいないこと。チラシを渡すことも手慣れてきたメンバー。「心に響きますように」と祈りたい気分で手渡します。断られるとやっぱりがっかり。それでも、がんばる!
宮内しおり 国会かけある記
党道平和運動部長
宮内しおり
作るひとも食べるひとも安心の農業に
物価高で暮らしが大変です。特にお米は昨年の2倍の値段で、食べ盛りのお子さんが3人いる女性から「ひと月にお米の消費量は20~25kgで本当に馬鹿にならない」という声がありました。6月、米どころ上川と北空知、胆振をキャラバンでまわりました。街頭演説では自民党の農業政策が失敗であったこと、備蓄米放出は緊急措置であって、コメ高騰の根本解決にはなりません。北海道の農家がつくる銘柄米を大事にする政策に、減らされ続けた農業予算を大幅に増やして価格保障と所得保障、担い手づくりに政治が責任を持ち、農家がコメを増産できるような政策に転換をと訴えました。
つどいや演説会、農場や農協の訪問では、コメの作り手のみなさんから「コメを市場任せにせず、国でコントロールしてほしい」「たくさんお金がほしいわけじゃない、農家が再生産でき、安定した価格でみなさんがお米を買えるようにしてほしい」と現場の声を聴かせてもらいました。
農業は食と命を支えるだけでなく、環境保全の役割を担っています、大雨などのときには水田や用水路が水を溜めておく機能を果たします。農業は地球規模で水の循環にも寄与しています。農業・漁業など第一次産業を大切にする政治に変える参議院選挙にしましょう。農家のみなさんから聴いた声も力にして最後まで元気で頑張ります。
北見民報NO1563
相内小・中学校との市の約束『請願不採択』で、市議会も閉ざす
市教委『一時凍結』を非公式に『白紙』に変えていた。
北見市と市教育委員会が、相内小学校と同中学校の「義務教育学校」への校種変更について、相内地域と合意して進めた取り組みを、市教委が一方的に白紙とした問題で、相内地域の団体から市議会に出されていた「請願」が市議会総務教育委員会(長南幸子委員長)で委員長裁決で不採択となりました。
「請願」は、市と市教委、相内地域の方々が一体で推進してきた相内小学校、同中学校を小中一貫(9年間)で学ぶ『義務教育学校』への校種変更。この市教委決定(令和五年)を、生徒数が確保できないとして、地域には説明なしに市教委は白紙(令和六年)としました。地域の団体が「引き続き『義務教育学校』の取り組みを進めること」を求める『請願』を北見市議会に提出していました。
請願書の声聞く役割の市議会『参考人の招致』で二度否決。
請願審議の入り口となる請願者の意見、思いを聞く『参考人の招致』は、「請願文で趣旨は充分理解できる」と発言3人、菊池議員を含む3人は「地域の声聞く場だとして実施を」と求め賛否同数に。委員長裁定により否決となりました。
「学校統廃合、学校再編が市の方針だから?」
議員間の意見交換では、三会派の委員が「市教委が一方的に白紙としたのは問題だ」としながら「市の将来をみて『学校統廃合や再編』の検討を市は進める中であり、請願の趣旨には賛同できない」と発言。
住民説明もなく一方的対応、義務教育学校可能性作れ
一方、菊池議員らは「住民説明もない一方的な白紙の決定であり、再編とは切り離して、市は義務教育学校の可能性を見いだすべき」と請願採択を主張。
菊池議員の討議後の採択で、賛否同数になり、委員長裁定で長南委員長が反対し、不採択となりました。
消費税減税が話題沸騰!
物価の高騰で苦しい家計の中、消費税減税が参議院選挙の争点になっています。
国民の声はどんどん大きく(68%)七割近い方が、実現を求めています。
焦点は財源だよね
消費税の5%への減税には、15兆円が必要といわれています。
この15兆円をどう手立てるか?
消費税の導入から36年が経過し、「福祉のため」という政府の言い分は全くのウソでした。
消費税の税率が上がると同時に、法人税や所得税の動きを見ていると、法人税が毎年減税され、減収分の穴は、消費税が埋めていました。
法人税率は、消費税導入前では42%でした。これが、どんどん引き下げられ、今では23%、なんと半減です。
その様な中、大企業の内部留保は、この11年間で、333兆円が539兆円と、200兆円も膨れました。巨額です。
「法人税を減税しても、効果は出なかった」は、石破総理の発言です。
それなら「法人減税分を消費税減税に回し、国民の暮らしを支え、経済を回そうと、日本共産党が提案しています。
富裕層への課税も含め15兆円は十分可能で、継続可能です!!!
自公政権はやる気がないので、『野党がまとまって、実現しましょう!』
赤字国債発行??
野党の中で『立憲』『国民民主』『れいわ』が、消費税減税への要求が強いと見て、これまで言わなかった『消費税減税』を政策に掲げました。
しかし、財源が見つからず、立憲は基金取崩し、国民民主・れいわは『赤字公債を財源』としています。
皆さん、これは危険です。赤字国債は、返す充てのない借金ですから、長続きしません。1~2年で中止し、また10%に逆戻りです。これはダメが結論ですね。
菊池ごういちのこれいただきです
入れ歯の強化に成功
市内でも、歯医者さんの開業、廃業が結構あるらしいのだが。
私の場合、40代から、保育所つながりと、分かる説明が貰えるY歯科医に通い続けてきた。
しかし、ついに十二月で閉院と聞き、あわてて入れ歯の作り替えを希望したが、「もう間に合わない」と
さて、どうする次の歯医者さん?決まらない。多忙を言い訳に、カミさんに、治療兼ねた歯医者さん探しを頼み、4月になって早速治療に。
「歯磨き指導」に始まり、治療方針が説明され、『それぞれ、歯医者さんにより違うな』と実感。
患者さんも多く、予約サイクルが若干長めかな。私固有の『忘れ』も発生。それでも治療はなんとか進み、ついに6月2日、新しい入れ歯が完成した!
新たな人生のような感じ。この歯に合わせ、言わば「リハビリ」も開始。
「十数年振りの新入歯だ。大事に使おうね」。
わたしのイチ推し
第一四九 怪獣ママゴンさん
私と音楽①
趣味の読書同様、音楽も良いと思ったら、何でも聴く。某アイドル(コレは後に歌の上手ではなく、顔と声だったことを認識)に嵌まり、東京ドームにも行きました。K-POPにも嵌まり、ライブツアーにも行き、それでは足らず、韓国にも旅行に行きました(旅行嫌いの私には信じられない行動力を発揮した。若かったなあと遠い目)。韓国のアーティストのレゲイやパンソリも齧った。(つづく)
全日本年金者組合北見支部
鈴懸(俳句の会)
晩春や身支度の娘も「ドッコイショ!」
朝川 幸一
桜開花孫の帰省は二人連れ
河西 澄子
チューリップ口ずさみたし花だんかな
小川 迪子
「米不足?」亡国のきわみ青き踏む
村口 照美
昨年は窓から新緑今は手に
角谷 恵里
はたやま和也 かけある記
元衆議院議員
はたやま和也
「命の格差」を広げる政治を変えよう
通常国会の延長がなければ、参院選公示まで一ヶ月を切りました。東京都議選も始まります。行き詰まっている自民党を助ける党が伸びても、変えることができません。日本共産党の躍進・勝利へ、ぜひご支援をお広げください。
物価高への悲鳴とともに、各地で多く聞くようになったのが医療・介護の危機です。公立・民間を問わず赤字が広がり、東北でも「年間赤字が11億円」(青森・三沢市立病院)と聞きました。市立室蘭総合病院は来年三月末の時点で37億円を超える資金不足となる見通しから、職員は9%の給与削減に。介護現場では人員不足も続いています。
コロナ禍のときに、あれほど苦労しながら命と健康を守ってきた職員が、なぜこのような仕打ちを受けなければいけないのか。軍事費に湯水のように税金を注ぐだけではなく、自民・公明・維新は医療費を減らしていくことで合意しています。「命の格差」を広げる政治は間違っていると、心から訴えたい。
「共産党にがんばってほしいけど、テレビにも出ない」と言われました。一方で「しんぶん赤旗」が、外国特派員協会の「報道自由賞・日本賞」に選ばれました。地域・職場・学園で切実な苦しみの声を聞く、党員のみなさんもいます。その先頭に立つ地方議員が、各地で奮闘しています。私たちには社会を動かす力が間違いなくあります。
「もう自民党ではダメだ」との思いが各地で広がっています。私も力の限り、がんばっていきます。
北見民報NO1562
予定価格の92%でも『立派に工事を完了できると、市が認定している』
臨時市議会 異常に高い落札率の改善に、市長が呼びかけを
5月27日開催の臨時市議会で、日本共産党の菊池豪一議員は、工事契約に関する議案5件について質疑を行いました。
今回の契約議案は、光西中学校の長寿命化工事と、若葉団地1号棟の新築工事です。
この中で、5つの入札の落札率が、98%~99%という結果で、まったく競争性のない入札結果ではないかと指摘しました。
さらに、財政健全化を呼びかけている辻市長に、落札率が予定価格の100%に著しく近い実態について、92%程度で充分利益が出る内容であることから、『落札率をできるだけ低下していただけるよう入札参加業者に呼びかけるべきではないか』と求めました。 総務部長の答弁は「入札は適正に実施されている」でした。改善なし!
ふるさと寄付金増やしたい
今年度市は、「ふるさと寄付金」を50億円まで伸ばしたいと、新たな取り組みを開始しました。
新たな人気が出る返礼品づくりに市が補助金
何といっても、ふるさと寄付金での要が「返礼品」。
寄付金で応援していただけるには、「これいいね!」となる返礼品づくりが大切。
そこで北見市は「返礼品を登録している会社や個人に「返礼品開発補助金制度」を作りました。『寄付が貰える可能性が高い』製品として補助?ハードル高い!
企業版ふるさと納税で、仲介業者委託!
国が、黒字企業を対象に地方自治体への「ふるさと寄付金」を行った場合、寄付額の9割分の法人税を控除する制度を作りました。
北見市は、この制度を利用するために、企業などと様々なつながりを持つ「仲介業者」を選定し、北見市の計画などを紹介してもらい「マッチング」の結果、寄付が実施された場合、寄付額の10%以内で『成功報酬』を支払うという制度に挑戦しています。さて?
北見の医療大丈夫?
北見の医療の現状は
安心して医療機関にかかれるにはどうしたらいいのか・・心配な状況が生まれています。
コロナ禍以降の経営不振と、その後、追い打ちをかけるような物価上昇と、国の診療報酬の引き下げにより医院の経営が厳しくなる状況が見られます。
この間、中核病院の閉鎖や小児科・耳鼻科、整形外科が閉院したことも市民の不安の大きな要因です。
札幌・旭川以外は同じような状況で医療にかかれない?という不安が出てきています。
なぜ、こうなったの?
医師会に聞いたところによると、個人病院は、医師の高齢化や後継ぎがいない問題を抱えています。
専門医院の閉院などが目立ち、新しい開業医はそうそうは見込めません。
さらに深刻なのは、看護師不足です。以前から足りないと言われていましたが、北見看護学校も閉校が決定し今後は、新入生の募集は停止、看護師を養成することもできなくなります。
人口減少社会となり、看護師も少なくなり、そのため病床の維持が困難となり、日赤ですら病床削減に舵を切ります。更に開業医が少なくなっていく原因に、リスクが大きいことや医師の働き方改革の取り組み・医師の高齢化の状況もあります。そのため、予約診療制をとることが多くなっています。結果として、新患を断らざるを得ない状況が生まれてくると心配されます。周辺自治体も「病院がない」などの状況が進んでいて、道内でもオホーツク管内の医療問題は喫緊の課題です。
では、どうしたら?
物価高騰に加え、人件費も多く出さないと医師、看護師、薬剤師や検査技師、事務職などが揃わないという深刻な状況。
医療機関は、診療報酬で経営しているので、診療報酬の引き下げは経営を圧迫します。しかし、診療報酬をただ、引き上げると、国保料などの料金にすべてかぶってくるので、国がしっかりと、診療報酬の引き上げに責任を果たすことがなによりも肝心です。
住民と自治体や、社会保険組合に責任と負担を押し付けるやり方では解決しません。
国民の医療と健康を守るのは国の責任です。
桜井ゆみこのティータイム
「赤毛のアン」
小学5年生の時、父が買ってくれた「赤毛のアン」全10巻。宝物です。
それこそ、何度も何度も読み返し、背表紙がとれたものもあります。
想像の翼を広げて、空想の国に逃避することで、アンのように私も辛いことがあっても、進むことができたな・・と思ったりして。
今、テレビでこの「赤毛のアン」がブームになっているようで、うれしくなります。
孤児のアンの成長から、第一次世界大戦中の娘リラの成長までが描かれています。私の本は村岡花子さんの訳ですが、訳者によってまた違う世界観が見られるのかも?
少し時間ができたら、新しいアンに会えるかもしれないと、本を探すことを考えたら、ワクワクが止まらない。
世界中にアンの自然さと、ユーモアに魅せられた人がどれほどたくさんいるかしら?と思って、楽しい気持ちになっています。
わたしのイチ推し
第一四八回 名なしおばさん
感激のおはなし
昔の同僚と久しぶりに会い、話に花が咲きました。皆それぞれ歳を重ねて生活し、孫の話になりました。今どきの若いお父さんは、子育てにも積極的に参加している。ある日、昔ながらの父親は、自分の息子がオムツを替えたり離乳食を食べさせたりしている姿を見て、「嫁がいるのに自分の息子が!」と思っていた。しかし、その息子の姿を見ながらフッと思った。自分はどうだったかと。お互い働きながら子どもを育ててきたが、自分は何もてつだってこなかった。今息子の姿を見て、一緒にやるべきだったと。そして、素直に「申し訳なかった」と言葉が出た。その話を聞いて、周りにいた私達は「それすごいね」と喜びの声!
治安維持法犠牲者に謝罪と国家賠償を!
国会請願に参加して
治安維持法公布百年の節目の国会請願が15日行われ参加の機会を得ました。全国から150人、十一万四千筆の署名が届けられました。(北海道は9人の代表、一万四千筆以上)。北見は出発ぎりぎりまで奮闘し、目標達成しての参加。衆議院で自公少数与党となった中、紹介議員を大きく増やせそう、と私たち三人組で道内選出の共産党、立憲民主党の議員控室を訪問、議員本人、秘書の方などに快く対応してもらいました。
紙智子参議には、直接管内からの思いのこもった署名を手渡すことができ、あらかじめ紹介議員承諾いただいていた川原田英世議員秘書にも要請しました。私たちの願いが法制化されるには、国会の力関係を大きく変えることが不可欠です。その意味でも間近の参院選で再び自公への大きな審判を下さなければと決意しているところです。(佐々木秀之)
オホーツク勤労者医療協会第42回通常社員総会
5月24日、医療法人オホーツク勤労者医療協会の社員総会が開かれました。
「困った時の勤医協」を合言葉に小規模事業所であることの強みを生かし、医療と介護を包括的に提供する「地域密着型小規模多機能法人」を目指す取り組みが進行中のもの、形になって動き出したもの、将来にやりたいものなど、若い職員を中心に生き生きとした形で紹介されました。
医療や介護に携わる苦労やその中から生み出される喜びを地域で共有することが励みにもつながり、度重なる医療改革や介護保険の問題点にも向き合いながら、「断らない・援助する・何とかする医療と介護」をめざし地域を支える献身的な医療・介護現場のスタッフの思いが伝わってきました。
◆紙智子 国会かけある記◆
参議院議員
紙 智子
コメ問題は参院選の焦点
道北も田畑の雪が溶け農作業が始まりました。19日、名寄市「食と農と希望を語るつどい」に向かう途中の田んぼの畔には、ふきのとうがいっばい。たくさんの白鳥が渡りの途中、羽を休め落ち穂を食べる姿に春を感じます。
名寄市の前に、和寒町の農家の方を訪ねました。特産はカボチャ(日本一!)とキャベツ。雪の中で越冬させたキャベツは甘味を増し、年明け1月~3月に出荷されます。
みずみずしさが保たれ、比較的高値で取引されます。コメ不足、価格高騰、水田活用交付金制度の水張問題などで意見交換。かつて約400戸あった農家は約180戸、「高齢化と後継者不足で、今後5~10年間で3分の2まで減るのでは・・」と話されました。
名寄市の「つどい」は近隣自治体からの参加者を含め、会場いっぱい。米農家、酪農家、消費者の立場から発言があり、地域農業の実態や政治の責任を考え、希望ある未来のために政治を変えようとの思いを共有しました。
翌20日は、旭川の駅前広場で、「春色トークライブ」。あいにくの雨でしたが、真下紀子道議の司会で「ドキドキわくわくの対話形式」。はたやま和也、参院比例。宮内しおり道選挙区両予定候補とともに参加し、私が国会報告をした後、働き方・賃上げや。物価高騰、トランプ関税にどう対峙するか等の質問に、三人で丁寧に答えました。
北見民報NO1561
市公営施設利用料、ほぼ全てを150%化した議案
市議会特別委 賛成の趣旨一言もなく、素通り可決
市の公共施設の使用料等の改定について、市議会特別委員会(十一人)を設置して十三日~十五日の三日間にわたり、集中審議が行われました。市の財政難を背景として、市は、検討委員会の答申を受け、ほぼ全ての使用料を、これまでにない上限を50%まで値上げする内容で議会に提案。議会の対応が注目されました。
特別委員会は最終日、日本共産党の菊池豪一議員が、上限改定率を五十%~三十%に引き下げる修正動議を提出。動議否決の後に討議し、二名が反対。賛成者は誰一人賛成する討論もなく八名が起立しました。
上限改定率50%にすれば、利用者減で悪循環を起こすのは明らかで、やめるべき
特別委員会で菊池豪一議員は、「この提案議案は、市財政健全化と関連していると考えているのか」と質問しました。
これに対して、伊集院企画財政部長は、「財政健全化とは関連しない。この間の燃料などの物価高騰や、人件費の増大によって、受益者の負担すべき額と、使用料負担に乖離が出ており、これを適正化するもの」と述べました。
上限改定率について、菊池議員は、「五十%も値上げする事で、利用者の減が想定されるが、地方の公共施設利用者が少ないのは当たり前で、料金を引き上げて利用者が減るの悪循環となる。
値上げ影響は大、温水プールは道内一位、日帰り入浴施設は管内一位。住民センターの地域減免も廃止だ!
温水プールの料金は、五〇%増しで四八〇円が、七二〇円に。子育て中の方は「安い訓子府のプールに行くと言っている」と発言する委員もいました。
また、日帰り温泉では、「のんたの湯」は一回七五〇に値上がりし、管内一位。 お客が激減するのは目に見えており、状況を見て民間に売却とも言われている。 また、集会施設での三割減免も廃止。誰の施設か?
共産党・・『上限改定率五〇%を三〇%に』修正動議提出!
日本共産党の菊池議員は、「道内の市の多くは上限改定率は三〇%であり、検討委員会も、全議案五〇%強行は求めておらず、検討をとしている」として、三〇%とする修正動議を提出。 賛成者は、二名でした。
2025 5 17
際限なき軍拡が進む沖縄からの警鐘
5月17日、芸文音楽ホールで「平和憲法を護るオホーツク連絡会」の主催で前泊博盛沖縄国際大学教授の講演会が開催されました。
日米地位協定の下、沖縄での犯罪発生率は信じられないほど高い。米軍による性暴行事件だけでも年間3393~8942件も起きているという残酷な現実。
さらに米兵として沖縄に家族で住むことは、沖縄海兵隊の現役幹部の発言によると、「中国の対照は沖縄」となり、「家族が多く住む嘉手納基地の住宅は滑走路、司令部施設がごく近いことから、中国の標的になり、2024年11月から隊員の家族を米国に撤収する」ことを提言した。
このような、大きな「危険」にさらされている沖縄で日米地位協定について深く探求している前泊氏。
低空飛行訓練は「訓練の自由」であり、爆音訴訟を起こしても「飛行の差し止めは不可」。
日米地位協定を阻む壁は、まず、無視・無関心の壁。
国民やメディアの無関心であり、実態を知らない、または、アメリカを動かすのは無理というあきらめ、さらに「アメリカが助けてくれる」という日米安保神話など。
「日本が標的の国となっている」と警鐘を鳴らし続ける講演でした。
菊池ごういち これいただき です!
鳥取市の
『砂の美術館』に感動
大阪での親戚慶事後にこの間行こうと思っていた「鳥取・砂の美術館」に行くことができました。
私たちが知る「北見のすな」は水では固まらないはずです。しかし、なぜ鳥取砂丘の砂は固まるのか疑問でした。
しかし、本当に水だけで固まっていたのです。2年位前までは知りませんでした。
この砂による芸術を世界から集まる「彫刻家」によって作られた芸術はやはり、圧巻でした。
私も、カミさんも、目の細い鳥取の砂を握りながら、しばし半信半疑の時間を過ごしました。
私のイチ推し
第一四七回 怪獣ママゴン
今年の2月に新しい家族が増えました。9ヶ月の女の子、ふうちゃんです。譲り受け先では超ビビりで逃げ回っていたそうです。余りにも人に慣れないから困っていたそうで。何とも言えない目で見つめられたらね、「うち来るかい?」とマッハのスピードで連れ帰っていました。先住5匹は「何者だ!?」と言わんばかりに威嚇。連れ帰ったものは仕方ないでしょうと、さっさとゲージに入れて様子見。ふらりと現れた夫、「何か居る」と。しれっと「ふうちゃんです。よろしく。」と伝えるだけで終わり。少しずつ慣れて、今は自由に過ごしています。臆病な分空気が読めて賢い子だわ。6匹で、もう十分かなあ。夫、「今日も全員運動させてやったぞ~。運動不足はダメだ。」一番運動不足の夫よ、自分が動け。
全日本年金者組合北見支部
鈴懸(俳句の会)
春ざれや台湾も脱原発に
朝川 幸一
ひびきくる槌音高く春の空
河西 澄子
値上げ禍や買い控えも限度あり
小川 迪子
新たなる「戦前」許さじ雪解道
村口 照美
岩渕友 国会かけある記
参議院議員
岩渕 友
台湾では17日、アジアではじめて原発ゼロとなりました。きっかけは東京電力福島第一原発事故です。
先日、全国革新懇と福島県革新懇が主催する、原発シンポジウムにパネリストとして参加しました。
原発事故から14年。事故の被害の実態を明らかにし、政府の福島切り捨て政策を告発、政府や財界が進める「復興」を問い、原発推進政策を撤回させ、原発ゼロの展望を示すシンポジウムになったと思います。
事故後、原発ゼロを求める声と運動は大きく広がりました。このたたかいが再稼働を許さない力になってきました。原発を稼働させたい財界と自公政権が一体となって、原発回帰への転換が進められ、先日閣議決定された第7次エネルギー基本計画には原発の「最大限活用」が書き込まれました。けれども、4万件を超えたパブリックコメントの多くは反対意見だったといいます。「原発はない方がいい」というのが多くの国民のみなさんの本音だと思います。
再生可能エネルギーの導入が進むもとで、再エネの電気を捨てることになる出力抑制が増えています。さらに原発は出力調整が簡単ではなくバックアップとして火力発電を使うので、とてもクリーンとは言えません。安全対策や維持の費用は高騰し、経済合理性もありません。何より核のゴミの処分場所さえ決まっていません。
力を合わせて原発ゼロの実現を。参議院選挙で原発固執政治を変えていきましょう。