北見市委員会
北見民報
北見民報NO1563
相内小・中学校との市の約束『請願不採択』で、市議会も閉ざす
市教委『一時凍結』を非公式に『白紙』に変えていた。
北見市と市教育委員会が、相内小学校と同中学校の「義務教育学校」への校種変更について、相内地域と合意して進めた取り組みを、市教委が一方的に白紙とした問題で、相内地域の団体から市議会に出されていた「請願」が市議会総務教育委員会(長南幸子委員長)で委員長裁決で不採択となりました。
「請願」は、市と市教委、相内地域の方々が一体で推進してきた相内小学校、同中学校を小中一貫(9年間)で学ぶ『義務教育学校』への校種変更。この市教委決定(令和五年)を、生徒数が確保できないとして、地域には説明なしに市教委は白紙(令和六年)としました。地域の団体が「引き続き『義務教育学校』の取り組みを進めること」を求める『請願』を北見市議会に提出していました。
請願書の声聞く役割の市議会『参考人の招致』で二度否決。
請願審議の入り口となる請願者の意見、思いを聞く『参考人の招致』は、「請願文で趣旨は充分理解できる」と発言3人、菊池議員を含む3人は「地域の声聞く場だとして実施を」と求め賛否同数に。委員長裁定により否決となりました。
「学校統廃合、学校再編が市の方針だから?」
議員間の意見交換では、三会派の委員が「市教委が一方的に白紙としたのは問題だ」としながら「市の将来をみて『学校統廃合や再編』の検討を市は進める中であり、請願の趣旨には賛同できない」と発言。
住民説明もなく一方的対応、義務教育学校可能性作れ
一方、菊池議員らは「住民説明もない一方的な白紙の決定であり、再編とは切り離して、市は義務教育学校の可能性を見いだすべき」と請願採択を主張。
菊池議員の討議後の採択で、賛否同数になり、委員長裁定で長南委員長が反対し、不採択となりました。
消費税減税が話題沸騰!
物価の高騰で苦しい家計の中、消費税減税が参議院選挙の争点になっています。
国民の声はどんどん大きく(68%)七割近い方が、実現を求めています。
焦点は財源だよね
消費税の5%への減税には、15兆円が必要といわれています。
この15兆円をどう手立てるか?
消費税の導入から36年が経過し、「福祉のため」という政府の言い分は全くのウソでした。
消費税の税率が上がると同時に、法人税や所得税の動きを見ていると、法人税が毎年減税され、減収分の穴は、消費税が埋めていました。
法人税率は、消費税導入前では42%でした。これが、どんどん引き下げられ、今では23%、なんと半減です。
その様な中、大企業の内部留保は、この11年間で、333兆円が539兆円と、200兆円も膨れました。巨額です。
「法人税を減税しても、効果は出なかった」は、石破総理の発言です。
それなら「法人減税分を消費税減税に回し、国民の暮らしを支え、経済を回そうと、日本共産党が提案しています。
富裕層への課税も含め15兆円は十分可能で、継続可能です!!!
自公政権はやる気がないので、『野党がまとまって、実現しましょう!』
赤字国債発行??
野党の中で『立憲』『国民民主』『れいわ』が、消費税減税への要求が強いと見て、これまで言わなかった『消費税減税』を政策に掲げました。
しかし、財源が見つからず、立憲は基金取崩し、国民民主・れいわは『赤字公債を財源』としています。
皆さん、これは危険です。赤字国債は、返す充てのない借金ですから、長続きしません。1~2年で中止し、また10%に逆戻りです。これはダメが結論ですね。
菊池ごういちのこれいただきです
入れ歯の強化に成功
市内でも、歯医者さんの開業、廃業が結構あるらしいのだが。
私の場合、40代から、保育所つながりと、分かる説明が貰えるY歯科医に通い続けてきた。
しかし、ついに十二月で閉院と聞き、あわてて入れ歯の作り替えを希望したが、「もう間に合わない」と
さて、どうする次の歯医者さん?決まらない。多忙を言い訳に、カミさんに、治療兼ねた歯医者さん探しを頼み、4月になって早速治療に。
「歯磨き指導」に始まり、治療方針が説明され、『それぞれ、歯医者さんにより違うな』と実感。
患者さんも多く、予約サイクルが若干長めかな。私固有の『忘れ』も発生。それでも治療はなんとか進み、ついに6月2日、新しい入れ歯が完成した!
新たな人生のような感じ。この歯に合わせ、言わば「リハビリ」も開始。
「十数年振りの新入歯だ。大事に使おうね」。
わたしのイチ推し
第一四九 怪獣ママゴンさん
私と音楽①
趣味の読書同様、音楽も良いと思ったら、何でも聴く。某アイドル(コレは後に歌の上手ではなく、顔と声だったことを認識)に嵌まり、東京ドームにも行きました。K-POPにも嵌まり、ライブツアーにも行き、それでは足らず、韓国にも旅行に行きました(旅行嫌いの私には信じられない行動力を発揮した。若かったなあと遠い目)。韓国のアーティストのレゲイやパンソリも齧った。(つづく)
全日本年金者組合北見支部
鈴懸(俳句の会)
晩春や身支度の娘も「ドッコイショ!」
朝川 幸一
桜開花孫の帰省は二人連れ
河西 澄子
チューリップ口ずさみたし花だんかな
小川 迪子
「米不足?」亡国のきわみ青き踏む
村口 照美
昨年は窓から新緑今は手に
角谷 恵里
はたやま和也 かけある記
元衆議院議員
はたやま和也
「命の格差」を広げる政治を変えよう
通常国会の延長がなければ、参院選公示まで一ヶ月を切りました。東京都議選も始まります。行き詰まっている自民党を助ける党が伸びても、変えることができません。日本共産党の躍進・勝利へ、ぜひご支援をお広げください。
物価高への悲鳴とともに、各地で多く聞くようになったのが医療・介護の危機です。公立・民間を問わず赤字が広がり、東北でも「年間赤字が11億円」(青森・三沢市立病院)と聞きました。市立室蘭総合病院は来年三月末の時点で37億円を超える資金不足となる見通しから、職員は9%の給与削減に。介護現場では人員不足も続いています。
コロナ禍のときに、あれほど苦労しながら命と健康を守ってきた職員が、なぜこのような仕打ちを受けなければいけないのか。軍事費に湯水のように税金を注ぐだけではなく、自民・公明・維新は医療費を減らしていくことで合意しています。「命の格差」を広げる政治は間違っていると、心から訴えたい。
「共産党にがんばってほしいけど、テレビにも出ない」と言われました。一方で「しんぶん赤旗」が、外国特派員協会の「報道自由賞・日本賞」に選ばれました。地域・職場・学園で切実な苦しみの声を聞く、党員のみなさんもいます。その先頭に立つ地方議員が、各地で奮闘しています。私たちには社会を動かす力が間違いなくあります。
「もう自民党ではダメだ」との思いが各地で広がっています。私も力の限り、がんばっていきます。
北見民報NO1562
予定価格の92%でも『立派に工事を完了できると、市が認定している』
臨時市議会 異常に高い落札率の改善に、市長が呼びかけを
5月27日開催の臨時市議会で、日本共産党の菊池豪一議員は、工事契約に関する議案5件について質疑を行いました。
今回の契約議案は、光西中学校の長寿命化工事と、若葉団地1号棟の新築工事です。
この中で、5つの入札の落札率が、98%~99%という結果で、まったく競争性のない入札結果ではないかと指摘しました。
さらに、財政健全化を呼びかけている辻市長に、落札率が予定価格の100%に著しく近い実態について、92%程度で充分利益が出る内容であることから、『落札率をできるだけ低下していただけるよう入札参加業者に呼びかけるべきではないか』と求めました。 総務部長の答弁は「入札は適正に実施されている」でした。改善なし!
ふるさと寄付金増やしたい
今年度市は、「ふるさと寄付金」を50億円まで伸ばしたいと、新たな取り組みを開始しました。
新たな人気が出る返礼品づくりに市が補助金
何といっても、ふるさと寄付金での要が「返礼品」。
寄付金で応援していただけるには、「これいいね!」となる返礼品づくりが大切。
そこで北見市は「返礼品を登録している会社や個人に「返礼品開発補助金制度」を作りました。『寄付が貰える可能性が高い』製品として補助?ハードル高い!
企業版ふるさと納税で、仲介業者委託!
国が、黒字企業を対象に地方自治体への「ふるさと寄付金」を行った場合、寄付額の9割分の法人税を控除する制度を作りました。
北見市は、この制度を利用するために、企業などと様々なつながりを持つ「仲介業者」を選定し、北見市の計画などを紹介してもらい「マッチング」の結果、寄付が実施された場合、寄付額の10%以内で『成功報酬』を支払うという制度に挑戦しています。さて?
北見の医療大丈夫?
北見の医療の現状は
安心して医療機関にかかれるにはどうしたらいいのか・・心配な状況が生まれています。
コロナ禍以降の経営不振と、その後、追い打ちをかけるような物価上昇と、国の診療報酬の引き下げにより医院の経営が厳しくなる状況が見られます。
この間、中核病院の閉鎖や小児科・耳鼻科、整形外科が閉院したことも市民の不安の大きな要因です。
札幌・旭川以外は同じような状況で医療にかかれない?という不安が出てきています。
なぜ、こうなったの?
医師会に聞いたところによると、個人病院は、医師の高齢化や後継ぎがいない問題を抱えています。
専門医院の閉院などが目立ち、新しい開業医はそうそうは見込めません。
さらに深刻なのは、看護師不足です。以前から足りないと言われていましたが、北見看護学校も閉校が決定し今後は、新入生の募集は停止、看護師を養成することもできなくなります。
人口減少社会となり、看護師も少なくなり、そのため病床の維持が困難となり、日赤ですら病床削減に舵を切ります。更に開業医が少なくなっていく原因に、リスクが大きいことや医師の働き方改革の取り組み・医師の高齢化の状況もあります。そのため、予約診療制をとることが多くなっています。結果として、新患を断らざるを得ない状況が生まれてくると心配されます。周辺自治体も「病院がない」などの状況が進んでいて、道内でもオホーツク管内の医療問題は喫緊の課題です。
では、どうしたら?
物価高騰に加え、人件費も多く出さないと医師、看護師、薬剤師や検査技師、事務職などが揃わないという深刻な状況。
医療機関は、診療報酬で経営しているので、診療報酬の引き下げは経営を圧迫します。しかし、診療報酬をただ、引き上げると、国保料などの料金にすべてかぶってくるので、国がしっかりと、診療報酬の引き上げに責任を果たすことがなによりも肝心です。
住民と自治体や、社会保険組合に責任と負担を押し付けるやり方では解決しません。
国民の医療と健康を守るのは国の責任です。
桜井ゆみこのティータイム
「赤毛のアン」
小学5年生の時、父が買ってくれた「赤毛のアン」全10巻。宝物です。
それこそ、何度も何度も読み返し、背表紙がとれたものもあります。
想像の翼を広げて、空想の国に逃避することで、アンのように私も辛いことがあっても、進むことができたな・・と思ったりして。
今、テレビでこの「赤毛のアン」がブームになっているようで、うれしくなります。
孤児のアンの成長から、第一次世界大戦中の娘リラの成長までが描かれています。私の本は村岡花子さんの訳ですが、訳者によってまた違う世界観が見られるのかも?
少し時間ができたら、新しいアンに会えるかもしれないと、本を探すことを考えたら、ワクワクが止まらない。
世界中にアンの自然さと、ユーモアに魅せられた人がどれほどたくさんいるかしら?と思って、楽しい気持ちになっています。
わたしのイチ推し
第一四八回 名なしおばさん
感激のおはなし
昔の同僚と久しぶりに会い、話に花が咲きました。皆それぞれ歳を重ねて生活し、孫の話になりました。今どきの若いお父さんは、子育てにも積極的に参加している。ある日、昔ながらの父親は、自分の息子がオムツを替えたり離乳食を食べさせたりしている姿を見て、「嫁がいるのに自分の息子が!」と思っていた。しかし、その息子の姿を見ながらフッと思った。自分はどうだったかと。お互い働きながら子どもを育ててきたが、自分は何もてつだってこなかった。今息子の姿を見て、一緒にやるべきだったと。そして、素直に「申し訳なかった」と言葉が出た。その話を聞いて、周りにいた私達は「それすごいね」と喜びの声!
治安維持法犠牲者に謝罪と国家賠償を!
国会請願に参加して
治安維持法公布百年の節目の国会請願が15日行われ参加の機会を得ました。全国から150人、十一万四千筆の署名が届けられました。(北海道は9人の代表、一万四千筆以上)。北見は出発ぎりぎりまで奮闘し、目標達成しての参加。衆議院で自公少数与党となった中、紹介議員を大きく増やせそう、と私たち三人組で道内選出の共産党、立憲民主党の議員控室を訪問、議員本人、秘書の方などに快く対応してもらいました。
紙智子参議には、直接管内からの思いのこもった署名を手渡すことができ、あらかじめ紹介議員承諾いただいていた川原田英世議員秘書にも要請しました。私たちの願いが法制化されるには、国会の力関係を大きく変えることが不可欠です。その意味でも間近の参院選で再び自公への大きな審判を下さなければと決意しているところです。(佐々木秀之)
オホーツク勤労者医療協会第42回通常社員総会
5月24日、医療法人オホーツク勤労者医療協会の社員総会が開かれました。
「困った時の勤医協」を合言葉に小規模事業所であることの強みを生かし、医療と介護を包括的に提供する「地域密着型小規模多機能法人」を目指す取り組みが進行中のもの、形になって動き出したもの、将来にやりたいものなど、若い職員を中心に生き生きとした形で紹介されました。
医療や介護に携わる苦労やその中から生み出される喜びを地域で共有することが励みにもつながり、度重なる医療改革や介護保険の問題点にも向き合いながら、「断らない・援助する・何とかする医療と介護」をめざし地域を支える献身的な医療・介護現場のスタッフの思いが伝わってきました。
◆紙智子 国会かけある記◆
参議院議員
紙 智子
コメ問題は参院選の焦点
道北も田畑の雪が溶け農作業が始まりました。19日、名寄市「食と農と希望を語るつどい」に向かう途中の田んぼの畔には、ふきのとうがいっばい。たくさんの白鳥が渡りの途中、羽を休め落ち穂を食べる姿に春を感じます。
名寄市の前に、和寒町の農家の方を訪ねました。特産はカボチャ(日本一!)とキャベツ。雪の中で越冬させたキャベツは甘味を増し、年明け1月~3月に出荷されます。
みずみずしさが保たれ、比較的高値で取引されます。コメ不足、価格高騰、水田活用交付金制度の水張問題などで意見交換。かつて約400戸あった農家は約180戸、「高齢化と後継者不足で、今後5~10年間で3分の2まで減るのでは・・」と話されました。
名寄市の「つどい」は近隣自治体からの参加者を含め、会場いっぱい。米農家、酪農家、消費者の立場から発言があり、地域農業の実態や政治の責任を考え、希望ある未来のために政治を変えようとの思いを共有しました。
翌20日は、旭川の駅前広場で、「春色トークライブ」。あいにくの雨でしたが、真下紀子道議の司会で「ドキドキわくわくの対話形式」。はたやま和也、参院比例。宮内しおり道選挙区両予定候補とともに参加し、私が国会報告をした後、働き方・賃上げや。物価高騰、トランプ関税にどう対峙するか等の質問に、三人で丁寧に答えました。
北見民報NO1561
市公営施設利用料、ほぼ全てを150%化した議案
市議会特別委 賛成の趣旨一言もなく、素通り可決
市の公共施設の使用料等の改定について、市議会特別委員会(十一人)を設置して十三日~十五日の三日間にわたり、集中審議が行われました。市の財政難を背景として、市は、検討委員会の答申を受け、ほぼ全ての使用料を、これまでにない上限を50%まで値上げする内容で議会に提案。議会の対応が注目されました。
特別委員会は最終日、日本共産党の菊池豪一議員が、上限改定率を五十%~三十%に引き下げる修正動議を提出。動議否決の後に討議し、二名が反対。賛成者は誰一人賛成する討論もなく八名が起立しました。
上限改定率50%にすれば、利用者減で悪循環を起こすのは明らかで、やめるべき
特別委員会で菊池豪一議員は、「この提案議案は、市財政健全化と関連していると考えているのか」と質問しました。
これに対して、伊集院企画財政部長は、「財政健全化とは関連しない。この間の燃料などの物価高騰や、人件費の増大によって、受益者の負担すべき額と、使用料負担に乖離が出ており、これを適正化するもの」と述べました。
上限改定率について、菊池議員は、「五十%も値上げする事で、利用者の減が想定されるが、地方の公共施設利用者が少ないのは当たり前で、料金を引き上げて利用者が減るの悪循環となる。
値上げ影響は大、温水プールは道内一位、日帰り入浴施設は管内一位。住民センターの地域減免も廃止だ!
温水プールの料金は、五〇%増しで四八〇円が、七二〇円に。子育て中の方は「安い訓子府のプールに行くと言っている」と発言する委員もいました。
また、日帰り温泉では、「のんたの湯」は一回七五〇に値上がりし、管内一位。 お客が激減するのは目に見えており、状況を見て民間に売却とも言われている。 また、集会施設での三割減免も廃止。誰の施設か?
共産党・・『上限改定率五〇%を三〇%に』修正動議提出!
日本共産党の菊池議員は、「道内の市の多くは上限改定率は三〇%であり、検討委員会も、全議案五〇%強行は求めておらず、検討をとしている」として、三〇%とする修正動議を提出。 賛成者は、二名でした。
2025 5 17
際限なき軍拡が進む沖縄からの警鐘
5月17日、芸文音楽ホールで「平和憲法を護るオホーツク連絡会」の主催で前泊博盛沖縄国際大学教授の講演会が開催されました。
日米地位協定の下、沖縄での犯罪発生率は信じられないほど高い。米軍による性暴行事件だけでも年間3393~8942件も起きているという残酷な現実。
さらに米兵として沖縄に家族で住むことは、沖縄海兵隊の現役幹部の発言によると、「中国の対照は沖縄」となり、「家族が多く住む嘉手納基地の住宅は滑走路、司令部施設がごく近いことから、中国の標的になり、2024年11月から隊員の家族を米国に撤収する」ことを提言した。
このような、大きな「危険」にさらされている沖縄で日米地位協定について深く探求している前泊氏。
低空飛行訓練は「訓練の自由」であり、爆音訴訟を起こしても「飛行の差し止めは不可」。
日米地位協定を阻む壁は、まず、無視・無関心の壁。
国民やメディアの無関心であり、実態を知らない、または、アメリカを動かすのは無理というあきらめ、さらに「アメリカが助けてくれる」という日米安保神話など。
「日本が標的の国となっている」と警鐘を鳴らし続ける講演でした。
菊池ごういち これいただき です!
鳥取市の
『砂の美術館』に感動
大阪での親戚慶事後にこの間行こうと思っていた「鳥取・砂の美術館」に行くことができました。
私たちが知る「北見のすな」は水では固まらないはずです。しかし、なぜ鳥取砂丘の砂は固まるのか疑問でした。
しかし、本当に水だけで固まっていたのです。2年位前までは知りませんでした。
この砂による芸術を世界から集まる「彫刻家」によって作られた芸術はやはり、圧巻でした。
私も、カミさんも、目の細い鳥取の砂を握りながら、しばし半信半疑の時間を過ごしました。
私のイチ推し
第一四七回 怪獣ママゴン
今年の2月に新しい家族が増えました。9ヶ月の女の子、ふうちゃんです。譲り受け先では超ビビりで逃げ回っていたそうです。余りにも人に慣れないから困っていたそうで。何とも言えない目で見つめられたらね、「うち来るかい?」とマッハのスピードで連れ帰っていました。先住5匹は「何者だ!?」と言わんばかりに威嚇。連れ帰ったものは仕方ないでしょうと、さっさとゲージに入れて様子見。ふらりと現れた夫、「何か居る」と。しれっと「ふうちゃんです。よろしく。」と伝えるだけで終わり。少しずつ慣れて、今は自由に過ごしています。臆病な分空気が読めて賢い子だわ。6匹で、もう十分かなあ。夫、「今日も全員運動させてやったぞ~。運動不足はダメだ。」一番運動不足の夫よ、自分が動け。
全日本年金者組合北見支部
鈴懸(俳句の会)
春ざれや台湾も脱原発に
朝川 幸一
ひびきくる槌音高く春の空
河西 澄子
値上げ禍や買い控えも限度あり
小川 迪子
新たなる「戦前」許さじ雪解道
村口 照美
岩渕友 国会かけある記
参議院議員
岩渕 友
台湾では17日、アジアではじめて原発ゼロとなりました。きっかけは東京電力福島第一原発事故です。
先日、全国革新懇と福島県革新懇が主催する、原発シンポジウムにパネリストとして参加しました。
原発事故から14年。事故の被害の実態を明らかにし、政府の福島切り捨て政策を告発、政府や財界が進める「復興」を問い、原発推進政策を撤回させ、原発ゼロの展望を示すシンポジウムになったと思います。
事故後、原発ゼロを求める声と運動は大きく広がりました。このたたかいが再稼働を許さない力になってきました。原発を稼働させたい財界と自公政権が一体となって、原発回帰への転換が進められ、先日閣議決定された第7次エネルギー基本計画には原発の「最大限活用」が書き込まれました。けれども、4万件を超えたパブリックコメントの多くは反対意見だったといいます。「原発はない方がいい」というのが多くの国民のみなさんの本音だと思います。
再生可能エネルギーの導入が進むもとで、再エネの電気を捨てることになる出力抑制が増えています。さらに原発は出力調整が簡単ではなくバックアップとして火力発電を使うので、とてもクリーンとは言えません。安全対策や維持の費用は高騰し、経済合理性もありません。何より核のゴミの処分場所さえ決まっていません。
力を合わせて原発ゼロの実現を。参議院選挙で原発固執政治を変えていきましょう。
北見民報NO1560
『使用料値上げで、市財政の改善』はできない!
『公共施設使用料の50%値上げで利用の激減招く』と指摘
温水プール使用料、今回値上げで全道一に!
市議会で『使用料、手数料審査特別委員会』が開催されています。
市の財政難が表面化した中で、受益者負担実施状況の強化を理由として、使用料の上限改定率50%を正当化している議案が、多数を占めています。
審議の中で、日本共産党の菊池委員は、「50%を当たり前のように使っているが、市財政健全化を図ることを目的にするか」と質問。
これに対し、企画財政部は、正面から答えず「受益者負担の未実施の改善を図るもの」としました。これは、元々利用が少ないことが改善されない要因であり、それを利用者に押しつけるべきではないと、使用料の150%化に反対を表明しました。
質疑の中で市民連合クラブの三浦委員が「温水プールの利用料が『720円(全道一)』に値上がりで、利用者は訓子府の温水プールに行くと言っている」と指摘。
これに市は「やむを得ないもの」としました。
菊池議員は「50%の値上げは、利用者の激減を招くことは明らかで、本末転倒の結果で利用料も減になる。改定率を、30%以下への低減を検討せよ」と求めました。
共産党・・・「市議会は、市民の声が出せる場にすることが、最も大事です」
2026年3月予定の市議会議員選挙。
その『定数(在り方)について』の3回目の議論が12日、議会改革特別委員会で行われました。
各会派の発言がそれぞれ出され、日本共産党菊池委員、「議員定数は、市民の中の多様な意見が出されるのが最も大事」また「市政のチェック役の役割が果たせる人数を確保すべき」と発言しました。
▼次代(6名)は広い地域の状況と、チェック役の必要性から、現行定数26名は多いとは言えず26名を維持すべきと。▼市民クラブ(2名)は、市財政の問題の責任も在り2名減を。▼公明党(2名)は、多様な声を反映させるため1名減としたい。▼志(1名)現行26人を削減して少数精鋭で半分の13人に。▼かけはし(1名)人口5000〜7000人に1人で13〜18人で議論をと。▼北見を元気にする会(1名)は「2名の削減が妥当」と」▼『議論の推移を見て』の市民連合クラブは、安易に減らすべきではないが、1〜2名の削減を考えている。▼同じく、市政みらい(4名)も12日、「2名減を」としました。
菊池議員は、どの様に議員(議会)として働くかを、市民に示す必要があると、提案しています。
北見で語る「安心なくらし」を!
全道キャラバンで北見・オホーツクへ
はたやま和也元衆議&宮内しおりさん コンビで初登場
5月8日、はたやま和也元衆議院議員と宮内しおり日本共産党道平和運動部長の二人が北見入りです。
経済の伝書鳩、北海道新聞社への表敬訪問を皮切りに、北見市内3箇所で街頭から訴えました。
町訪問で、今回は置戸町です。迎えて戴いた簑島賢治副町長とは話がどんどん広がります。人口減少問題、林業のまち置戸町の現状と課題、置戸高校の存続など、について貴重な話を伺えたとはたやまさんは言います。
街頭宣伝は、『街頭インタビュー』の形式に挑戦してみました。
宮内さんには、最初の質問で「趣味」「やりたいこと」を伺ったところ、「動物園に行って爬虫類館で1時間ほど、ぼーっと見ていること」と。
はたやまさんは、選挙戦が終わったら、中一の息子を連れてキャンプしたい、と。「どこかいいキャンプ場あったら教えて」と。
宮内さんは、若者の応援をどこでも話します。「今、若い人は、働き方の問題でとても苦しんでいます。日本の企業大多数の中小企業への給料の支援を国が行い、最低賃金を上げて生活できる給料にしたい」訴えます。
「誰もが、いずれ年を取っていく。高齢者のための支援と、若者支援とは全く矛盾しません」と。
はたやまさんは、「くらしを苦しめる消費税について、まず5%に減税し、次に廃止にしていきます。一年限りとかではない財源を私たちは示しています」。
くらし・医療・福祉に冷たい政治を変えるため、日本共産党への支援をお願いし、爽やかな印象を残して、二人は札幌に向かいました。
桜井ゆみこのティータイム
喫茶店
年月は流れ、喫茶店もすっかりなくなって、少しがっかりです。
お手軽にコーヒーを飲める喫茶店風のお店はたくさんあっても、それぞれの店に店主の個性が組み込まれているような、独特な雰囲気の喫茶店が本当に少なくなりました。
それでも、何軒かは、おいしいコーヒーの香りとともに、営業していて、思わず入りたくなります。
そのうちの1軒、「スイトピー」
事務所に近く、日赤の駐車場にも近く優しい笑顔のママがいて、古びた漫画を読みに時々通います。
ここのおすすめは「納豆定食」(個人の感想です)
みなさん、お笑いになるけど、おいしいです!サラダとお味噌汁、手作りの卵焼きに、漬物、梅干しと納豆に食後のコーヒー。これで、660円です。いいの?
他にもスパゲッティとかありますけどね。
基本的には静かです。土日、祭日定休。
私のイチ推し
第146回 山親爺さん
草花
いつの間にか高齢者という年齢になってしまいました。若い頃はなんとも思わなかった草花、それがとても愛おしく思えるようになってきました。今までの忙しさから解放され時間にゆとりができたからなのでしょうか。漠然と残りの人生の短さを感じているからなのでしょうか。確かにあと何回この桜を見られるだろう、見事な紅葉には出会えるだろうかと考えるようになりました。自分に残された機会はそんなに多くはないのかもしれません。今年の桜はどうだろう。桜の花も良いですが、野に咲く名前の知らない小さな花が愛おしい。
平和行進ナガサキへ
5月7日、前日にスタート地点の網走を出発したお二人の「通し行進」者さん。今年は被爆地長崎を目指して歩きます。
駅前広場に集まった人たちは、平和への思いを語りながら核兵器廃絶を目指して一歩でも一緒に歩きたいと、市内中心部をデモ行進しました。お二人は途中の自治体を訪問し、核兵器廃絶を求める署名を説明し、首長に署名してもらいながら8月9日の長崎まで歩きつづけます。
治安維持法犠牲者に国は謝罪を
国賠同盟国会請願
佐々木事務局長が14日出発。みなさんの粘り強い活動で現在1850筆!2000筆までもう一歩!もしも、お手元に署名が1筆でもあれば、ぜひご連絡ください。2500筆目指して
今後の署名は5月末まで25年度分となりますので、どうぞ広げてください。犠牲者の名誉回復を国が図り、謝罪と賠償を行うことを求めています。
治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟 北見支部
戦前、天皇制政治の下で主権在民を主張し侵略戦争に反対したために、治安維持法で弾圧され、多くの国民が犠牲となりました。治安維持法が制定された1925年から廃止されるまでの20年間に、逮捕者数十万人、検挙された人68274人(内、起訴者6550人、司法省調べ)、警察署で虐殺された人93人他、獄死者400人にのぼっています。この犠牲者に対して政府は謝罪も賠償もしていません。ぜひ国家賠償法を!
◆宮内しおり 国会かけある記◆
党道平和運動部長
宮内しおり
自分で決めるジェンダー平等の社会に
5月7日と8日、はたやま和也比例予定候補とキャラパンで十勝・オホーツクをまわりました。あたたかく迎えてもらい、消費税減税や最低賃金引き上げ、日米外交とトランプ関税など暮らしの願いと重なる問題で、道行く人が足を止めて演説を聴いてくれました。
宣伝中、一人の女性が「宮内さんがジェンダーのことを話している動画を見ました。私は35年間実婚で生活しています。1日も早く選択的夫婦別姓を」と話してくれました。訪問した「十勝毎日」、「北海道新聞」の帯広、北見両支社でも若い新聞記者と選択的夫婦別姓が話題となり、この間のつどいでも「こんなに世論が盛り上がっているのになぜ選択的夫婦別姓が実現しないのか」と質問されます。
選択的夫婦別姓に反対する意見として「家族の絆が」「親の苗字が違うと子どもが混乱する」などありますが、日本には2 ~3万人別姓で暮らしている家族がいます。現実の市民生活がこうした意見を否定しています。
最後に残るのは「女性に物事を選択する権利を与えたくない」という自民党一部保守派の家父長制とミソジニー(女性嫌悪) 、日本会議や神道連盟など極右勢力の後ろ盾無しには政治を続けられない自民党政治の限界があります。
ジェンダー平等の社会を目指すうえでもハードルになっている自民党政治を変えて、選択的夫婦別姓や同性婚などの課題を実現するために頑張ります。
北見民報NO1559
共産党市議団 今年初の市政報告会
市長や財政担当部は本当に知らなかった?
共産党市議団は、4月29日、北地区公民館で今年初めての市政報告会を開催しました。
前回(前年11月)の市政報告会は、深刻な事業削減(財政健全化計画)が発表直後で、怒りにも満ちた『報告会』で過去最大の70名の参加でした。
今回の24人の参加者は、「伝書鳩を見てきました」という方が4人ほどおられ、「ほかの議員は、報告会ってやらないの?」という質問もありました。
議員団の報告で菊池市議は「市民には、今年の新年度予算(案)は、結局、説明も行わなかった。それに、何の検討・改善も加えられなかった。その予算が議会に提案され、議会でも削減された事業内容に対し、質問も極めて少ない状況でした」と。
また、「討議したのは3会派で、これまでと比べると多い状況でしたが、本会議では反対5、賛成20と、市民の思いとはかなり違うことになります」と話しました。
また、「市長や財政担当部は本当に知らなかったのか」の質問に、予算委員会での市債・公債費等の推移や、経常収支比率のグラフを示し「これで、予想ができないと思いますか」と説明。
桜井議員は、市民の実態を考えない「下水道料金の減免制度廃止」が2026年度から開始されることや、民間なら、今では5年間働いたならば、正職員へなど、労働基準法で守られるのに、公務の現場で『雇い止め』になる状況に、市職員組合も支援できていない実態も報告しました。交流では、「いつまでも住み続けられる北見にしたいだけだ」と、率直な市民の声です。
5月3日・憲法記念日
憲法を読む103人のつどい
恒例の「憲法を読む103人のつどい」は、今年も会場いっぱいの参加者。声に出して読むことで、年に一度ですが、憲法に触れることができると、それぞれが納得の面持ちです。
講演会は、北海道教育大学札幌校准教授の本庄十喜さん。
「オホーツク民衆史講座」がきっかけとなって、道内各地での「民衆史掘り起こし」に関わるようになった。オホーツクから空知へと「民衆史」を広げ、雨竜ダムなどの調査活動を通じ、各地の遺骨・位牌などを調べ、植民地支配の歴史と自らの足下の歴史が地続きであることを確認。
囚人やタコ部屋労働の掘り起こしに関わり、被害と、加害の歴史にも向き合う研究者としての決意を伺いました。
憲法が護っている世界
市議団は市内4カ所で宣伝
雨が時々。日本共産党市議団は、午前中市内4カ所で憲法記念日宣伝を行いました。憲法を改正したいとの動きがある中で、戦後この憲法が果たしてきた役割、世界に向けて平和を発信する現憲法の大きな役割について訴えました。
駅前では大勢で宣伝
続いて午後は、駅前に「平和憲法を護ろう」と大勢の人が集まり大宣伝!教育を護ること、商売が自由にできること、それには平和こそが基礎にあるべきだとの訴えが次々と。
労働者の祭典メーデー
第96回の北見市メーデーには100人の労働者と市民が参加しました。夕方5時半には、駅前広場いっばいの人となり、この一年で新しく結成し、全労連に加入した組合がふたつもあるとの報告には、大きな拍手が湧きました。
昼間はとても暖かい日でしたが、メーデーの開会時刻辺りから気温は下がりぎみ。
それでも、久しぶりのデモ行進は元気よく全員でシュプレヒコール!通りを歩いていた高校生からの声援も!
世界の労働者とともに5月1日を歩くことがうれしいですね。
今年のプラカードコンテストで共産党が「メーデー大賞!」
わたしのイチ推し
第145回 ずぼら母さん
スベリヒユ
雑草にも魅力があるなんて言って畑の草とりもせずにいたら、スベリヒユがはびこって土が見えない。「スベリヒユを茹でてあえものにしたら旨い」とネットで売っていて「うちにも売るほどある」と笑っていた。
ある日赤みをおびた茎の先に6〜7ミリの小さな黄色い花が咲いた。暑くて晴れた日の午前中二時間ぐらいしか全開しないらしい。
虫メガネで見たら実もまたかわいくでかばっとふたがあくと小さな種がびっしり。
そういえば実をつける前に草とりをしないと大変なことになると母さんが言ってたなあ。
酪農家のおはなし
長年酪農に関わってきたエフ太さんのお話です。
「春の声」
嬉しい季節がやってきました。牧場に春の訪れを告げてくれる声を集めてみました。
- 白鳥
4月22日、暗くなってから日赤の上空で声が聞こえました。「コウコウコーコウコウコーコウコウと空から聞こえたら白鳥の渡りのV字飛行が見えます。真上からけっこう大きな声。かすかに聞こえても見通しの良い所なら空のどこかに見えます。冬は日本で越冬し夏にシベリアなどで繁殖します。渡りの距離は3000km。(高度が低い所を飛んでいるのは、屈斜路から飛び立って間もない群かとエフ太は勝手に思っています。)2月中旬から3月~4月に飛び立ちますが遅い群は連休ぐらいまで見ることができ、秋は仔鳥を連れて戻ってきます。
(2024/10/24 エフ太観測)。冬の終わりを告げる鳥ですね。(つづく)
はたやま和也 かけあるき
元衆議院議員
はたやま和也
やっぱり憲法を活かすことこそ
施行78年となった憲法記念日は、札幌市で集会への参加や街頭演説に取り組みました。集会主催は「戦争をさせない北海道委員会」で、市民と野党が集う場として大事な意義を持っています。日本共産党を代表して、紙智子参議院議員がスピーチしました。
北海道パレスチナ医療奉仕団の猫塚義夫団長のスピーチに、ハッとさせられました。なぜ遠い日本から支援に来るのかと問われた猫塚さんは、次のように答えたと言います。
「日本国憲法の前文には『全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和の内に生存する権利を有する』と書かれているからです」。
私は憲法記念日の朝には、前文・全文を読むことにしています。何度も目を通してきた一文でしたが、単なるお題目のように読んできたのではなかったかと自問しました。医療奉仕団の活動に敬意を表しながら、日本政府が憲法を全面的に実践すれば、どれだけ日本と世界が変わるだろうと痛感もしました。
「トランプ関税」への対応が、大きな政治問題になっています。農産物輸入という、これまで農家を苦しめてきた愚を繰り返させてはなりません。米国に言われたら何でも従う関係は、もう終わりにしましょう。憲法の前文には、自国の主権の維持と、他国との対等な関係についてもハッキリ明記されているのですから。
通常国会の延長がなければ、参院選の想定公示日まで2カ月もありません。引き続き、元気に訴えてまわります。