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市民運動

お金があったら!保険証があったら! 手遅れ死全国で63件

2018-07-22
カテゴリ:北見市
全日本民医連調査
 
道内でも三件の事例
 全日本民主医療機関連合会(民医連)はこのほど、昨年一年間に経済的困窮で受診を控え、手遅れ死になった事例が全国で六三件あったことを発表しました。
 道民医連によると、道内でも昨年一年間で、民医連加盟の病院だけでも三件の事例がありました。
 保険証がなかったり、病院窓口で負担するお金がなかったことが原因とみられることから、国保の保険料や減免制度の改善が必要なことを示しています。(各事例は道民医連ニュースから転載させていただきました)
 
事例1 無保険者40代男性
 事故を起こして退職した元トラック運転手。ホームレスで生活保護申請するも「働ける」として受給できず。
 友人宅で体調不良になるも保険もお金もないと受診せず。
 友人が「無料定額診療」を頼りに病院を受診させたが四十日後に死亡。
 
事例2 年金生活60代男性
 妻と2人くらし。認知症の妻が年金を使いはたすために生活困窮。
 具合が悪くても窓口負担が払えないので受診しなかった。
 地域包括の職員が訪問時に動けない本人を発見し病院に紹介。
 2か月後に大腸がんで死亡。
 
事例3 独居生活、60代男性
 町民健診で肺の異常陰影を発見され、受診をすすめられたが、少ない年金で治療費の支払いに不安があり、受診してこなかった。
 地域包括職員が倒れている本人を発見。診療所を経て病院に入院するも肺がん末期で2か月後に死亡。
北見民報 7月22日 No.1232
 
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