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地方議員の活動

若者が働き、生活できる基盤づくりを

2018-02-22
カテゴリ:北見市
  日本共産党の菊池豪一市議は二十日、定例市議会の代表質問に立ち、若者世代の課題、水道料金、平和外交、低所得者への各種減免、国保問題、子どもの貧困などについて、市の姿勢を質しました。
 
 市政執行方針で市長が、市の重大な課題として「若者世代の都市部への流出や労働力不足の問題が顕在化しており、こうした状況に対応する必要がある」と述べたことに対し、菊池豪一議員は次のように質問しました。
 「若者世代が、愛着を持つ地元企業に迎えられて正社員として働き、生活する基盤づくりができる事が重要。同時に将来の担い手として育てる環境づくりも求められます。市として事業主の皆さんとどう取り組んでいくか伺いたい。」
 辻市長は「就職・採用活動で、企業の担当者、就職希望学生及び大学の就職担当教官で、お互いの考えやニーズをつかむ懇談の場として、『採用・就職に関する交流会』を開催、オホーツク管内の二十六の企業等が参加する取り組みを進めている」と答弁しました。
 
人口ピラミッドは、担い手の深刻さ表す
 
 菊池議員は、市の今年一月末の「人口ピラミッド」を示し、最も多い六十九歳で二二五〇人、四十歳で一五三九人、しかし今年度生まれの0歳は七六二人と紹介。これは、0歳の人が二〇年後に、全員が北見で就職しても全く人手不足であり、北見市経済は大きく縮小することさえ予想される。「改めて今から若い世代を正社員として採用し、企業の担い手として育てることが重要だ」と述べました。
市長は、「地域経済を支える地元中小企業が、安定的な経営を持続するためには、若者世代の地元定着と雇用を確保することが重要であると認識している」と答弁。管内だけでなく、札幌圏の大学に、北見をアピールしていると答えましたが、相当厳しい環境になっていることをにじませました。
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